東京ドームで完成した「想いよひとつになれ」 ~Aqours4thライブ感想~






難しい曲
多くの人の心に深く残っている曲「想いよひとつになれ」。アニメでは梨子ちゃんと曜ちゃんの仲直り、Aqoursの絆を象徴する曲でした。ですが、ライブでは一種のトラウマのようにも刻み込まれた曲です。1stライブでの挑戦は確かにファンに感動を、衝撃を与えてくれました。でもそれは1つの失敗。ラブライブのライブはアニメの再現に重点を置いています。特に1stライブはアニメ1期を再現する重要な場でした。そこで梨子ちゃんではなく梨香子さんが目立ってしまったことはラブライブとしては本意ではなかったこと。梨香子さんは非常に反省していました。決して1stライブが失敗だったとは思いません。私自身も感動しましたし、心を動かされたひとりですから。でもこの曲がやりにくい曲になってしまったのは確かです。ファンにとっても運営にとっても、きっとAqoursにとっても。

1stライブ配信
そんな1stライブを運営は4thライブ1週間前に配信サイトで放送しました。ライブ前の私にはなぜこのタイミングで放送したのか分かりませんでした。アニメ2期や最近のテレビ出演でAqoursを知った方には1stライブを知らなかった方も多いはず。そんな方にも1stライブを見せたわけです。唯一再現に失敗してしまったライブを、です。でもその放送には理由があった。今思えば「想いよひとつになれ」を4thで披露する運営とAqoursの覚悟がきっと込められていたのだと思います。みんなが大好きな「想いよひとつになれ」をこのままで終わらせたくない。

4thライブ1日目へ
ピアノの前に再び立つ梨香子さん。サイリウムの色は一斉にピンク色に。当然会場はざわつきます。もうあの曲はライブで聞けないんじゃないか、そう思っていた人も多いはずですから。杏ちゃん、朱夏さんと頷き合った後、奏でられるピアノの音。会場の緊張感はマックスでした。

8人のダンスが始まった中、突然伴奏をやめ立ち上がる梨香子さん。その瞳には涙が浮かんでいました。まさかまた失敗してしまったのか...、そんな考えが頭をよぎります。ファンの頭の中はパニックです。しかし、そんな心配をよそにピアノの音は続いていきます。イントロは今まで聞いたことのないメロディーへ。

手を振り頷き合う9人。ステージから降りてきた梨香子さんを8人は温かく迎え入れます。輪になっておそろいのシュシュを高く、高く掲げるAqours。そこにはアニメの物語のその先を見せてくれるステージがありました。曜ちゃんが言った「次は9人で。」その言葉がライブで実現したのです。Aqours18人の想いがひとつになるように。そんな素敵な想いが込められていたように感じます。

サビでの千歌と曜が背中合わせになるシーンでは
なにかをつかむことで
なにかをあきらめない

その歌詞と共に2年生組が3人で中央へ。手をつなぎ合います。これが曜ちゃんが言った、Aqoursが目指した、「想いよひとつになれ」だったのかな。

ラスサビ前の千歌のソロ。
1stライブでは
ひとりじゃない

の歌詞に合わせて杏ちゃんが自らの指を包み込むところ。ファンが見守る中、梨香子さんが杏ちゃんの手をバッと掴み、手を合わせたのです。力強いその動作。ラブライブ優勝を通して成長した梨子ちゃんが見せてくれた新しいストーリーだったのでしょうか。梨子ちゃんはもう1人じゃない。Aqoursが笑顔でそう言っているようでした。

楽しい曲
2日目のMCで梨香子さんは笑顔で「この曲楽しいね!」と言いました。その言葉がどれだけの人を安心させ、笑顔にしたでしょう。もうこの曲に不安を感じることはありません。9人の「想いよひとつになれ」が完成したんです。梨香子さんのその時の笑顔はとても輝いて見えました。

梨香子さんの様子
ちょっと蛇足になりますが覚えている範囲で。1日目の梨香子さんはMCで周りの方への感謝を述べていました。8人曲を9人曲にするにあたっては多くの方の協力があったのでしょう。ダンスに新しいフォーメーションが見られましたし、カメラの方にも打ち合わせが必要だったはずです。ファンとしてもこの曲にかかわった方々には感謝しかありません。2日目はピアノを弾く場面から梨香子さんは明るい表情でした。それがファンとしても妙に嬉しくて。思わずこちらも笑顔になったことを覚えています。

終わりに
大好きな「想いよひとつになれ」がこんな形で披露されるとは夢にも思いませんでした。ラブライブってすぐ予想を超えてくる。みんなで叶える物語でどんな願いもかなえてしまう。そんなことを再確認しました。これだからラブライブのファンはやめられない。とてもステキな、大切な、9人の「想いよひとつになれ」、本当にありがとうございました。


想いよひとつになれの特別イントロを再現してくださっている方がいましたのでご紹介しておきます。確かにこんな感じだった!







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